3年目を迎えた『逆転オセロニア』の今後の展望とは?
▲『逆転オセロニア』プロデューサー 香城卓(以下、けいじぇい)さん
『逆転オセロニア』は、新感覚のオセロバトルが楽しめるスマホ向けゲーム。2018年2月4日(木)にリリースから2周年を迎え、2018年2月19日(月)には1,900万ダウンロードも突破した。2,000万ダウンロードの大台も見えてきており、ますます勢いが増しています。
▲『逆転オセロニア』というゲーム名の通り、“負けてるときほど面白い!”をキャッチコピーに、クセになる大逆転の爽快感が楽しめる。オセロを軸にしたルールで、感覚的にプレイできる操作性も魅力となっている。
そこで今回は、プロデューサーを務めるけいじぇい氏に『逆転オセロニア』リリースから2年の足跡を振り返るとともに、今後の展望をお聞きした。本記事ではその模様をお届けしていきます。
注目ポイント
・リアルイベントが広げたオセロニアンの輪
・春頃に新しい対戦モードの実装を予定!
・ポリシーは“安心して楽しめる対戦ゲーム”
・3年目に突入し、より進化を続ける逆転オセロニア
2周年を迎えた『逆転オセロニア』を振り返る
遊んでくれている全ての方に「ありがとうございます」と言いたい
ーー2周年を迎えた率直なお気持ちを聞かせてください。
けいじぇい:毎日のように様々なゲームがリリースされている中で、『逆転オセロニア』が2年間もサービスを続けられたことに対して、プレイヤーのみなさまへの感謝の気持ちが何よりも強いです。
正直、僕らが何かを成し遂げたというよりも、初めはまだまだ小さかった『逆転オセロニア』を、ここまで皆様と一緒に育ててこれたことを嬉しく思っています。
2017年はおかげさまでプレイヤーの数もかなり増えましたし、何よりも『逆転オセロニア』を遊んでくれている全ての方たちに「ありがとうございます」と言いたいです。
▲リリースから2周年の記念として、2018年2月3日(土)にはリアルイベント「オセロニアンの祭典 -2nd Anniversary」が開催された。現在「逆転オセロニア公式ちゃんねる」では、ダイジェスト版の動画が公開されている。「オセロニアンの祭典 -2nd Anniversary」レポート記事はこちらーー2017年は『逆転オセロニア』にとって飛躍の年になったと思います。これはターニングポイントだったということはありますか?けいじぇい:リリース当初からじわじわとプレイヤーの数は増えていきましたが、2016年の年末から飛躍的に成長することができました。
理由としては、『逆転オセロニア』初となるCMが放送されたことだったとは思いますが、最も印象に残っているのは、その時の皆様からの“
たくさんの応援の声”ですね。「ずっと応援していた逆転オセロニアがみんなに広がってきた」といったTweetなどが多くて、非常に感慨深いものがありました。
ーーやはりCMを放映する前から、かなりの熱量を持って『逆転オセロニア』を応援していた層がたくさんいたということですよね。けいじぇい:そうですね。“
だからこそ今がある”と本当に感じています。リリース当初から「面白い」と応援してくださる方もいらっしゃったので、ゲームとしての手応えは常に持っていました。その分、
より良いゲームにしなきゃいけないという使命感も大きかったです。
▲2017年4月10日(月)、クラスマッチが継続的に遊べる形に大規模リニューアルされた。2017年に起こった主要な出来事やイベントまとめーー2017年は新たな試み(クラスマッチのリニューアル、白黒マッチ…等)がいくつもありましたが、その中でもとくに印象に残っているものはありますか? けいじぇい:クラスマッチのリニューアルは大きかったですね。主に既にマスタークラスになっている方をはじめとした熱量の高いプレイヤーに向けての取り組みでしたが、
いつも何か遊べるものがあるというのは大事だと感じています。
ーー2017年からは、様々なコラボイベントも多く開催されました。けいじぇい:コラボも大きかったですね。コラボを実施するたびに毎日遊んでくださるプレイヤーの数が増えましたし、久しぶりに遊んでくれるプレイヤーも多かったです。僕らとしてもできるだけ
意外性のあるコラボ先を探していたので、そこも喜んでいただけたポイントではあるのかなと思います。
ーーちなみに今後コラボの復刻はありますか? けいじぇい:具体的なスケジュールは申し上げられないのですが、もちろん検討しています。全てのキャラクター(駒)に言えることですが、獲得できる機会というのは、定期的に作っていきたいなと考えています。
オセロニアンと過ごした時間が、一番記憶に残っている
▲2017年8月27日(日)に開催された「オセロニアンの祭」の様子。
ーーゲーム以外で言うと、リアルイベントは開催するごとに規模が大きくなっていった印象があります。昔から熱量を持ってプレイしている方が、今も同じぐらいの熱でプレイし続けているというのは、継続的に行ってきたリアルイベントの効果が大きいですよね。
けいじぇい:『逆転オセロニア』を遊んでいる方同士をつなげていく活動は、リリース当初から変わらずにやり続けていることの一つです。結果、徐々に独自のコミュニティの土台ができ、今に繋がっているのだと思います。
改めて振り返ると、やはりリアルイベントなどでたくさんのオセロニアンと過ごした時間が、一番記憶に残っています。
ーーリアルイベントは定期的に開催されていますが、2017年はさらに全国に規模を広げられた印象があります。
▲2017年12月27日(水)には「オセロニアンの記憶」が公開された。サイト内では、2017年行われた過去の公式大会を振り返ることができる。
けいじぇい:本当に数えきれないほどですね。ツアーを行っているときはそれこそ毎週のように、全国各地のオセロニアンに会いに行きました。
プレイヤーの期待を超えていくことが僕の仕事です。そのためにはプレイヤーの声をダイレクトに聞いていくことを重視して、彼らからの要望に1つ1つ応えていくことは非常に重要なことだと思っています。
ーーそういう意味では、リアルイベントやTwitterなどを通して、結果として“リアリティのあるコミュニティ”ができあがっていきました。
けいじぇい:ゲーム内だけでは終わらないリアルな場での“本当に『逆転オセロニア』が好きな人たちのつながり”をどのように作っていくかという点は、大切にしている部分です。
ーー1人でも気軽にプレイできるのも『逆転オセロニア』の魅力と感じています。
けいじぇい:例えば、ギルドが前提のゲームシステムだとちょっとログインしないだけで、ギルドのメンバーに迷惑をかけてしまうケースもありますよね。無理なく自分のペースでゲームを続けてもらいたいという思いも強いですね。
ゲームは毎日プレイしなければいけないものではないと思っています。忙しかったら休憩してもいいですし。ですが、久しぶりにプレイしたときにストレスなく帰って来ることができる環境は重要視しています。
今後の注目してほしいポイント
今春に「新たな対戦モード」が登場予定
ーー今後一番注目してほしいポイントはありますか?
けいじぇい:近いところでいうと春に準備しているものがあるので、是非注目して欲しいですね。
ーー具体的にはどのようなものになりますか?
けいじぇい:まだあまり多くは言えなくて申し訳ないのですが、“よりそれぞれの形で『逆転オセロニア』を楽しめる新しい対戦モード”と言った感じでしょうか。規模的には2月に実装した「白の塔」レベルの大きなアップデートだと思ってもらって大丈夫です。
ーーそろそろ2,000万ダウンロードも見えてきたと思うのですが、今後さらに『逆転オセロニア』を広めるために考えていることがあれば教えてください。
けいじぇい:これまで全国各地を周ってきましたが、主要都市部のイベントが中心で、まだまだまわりきれていないと感じています。まだ行ったことのない街のオセロニアンに会いに行くためにも、さらに積極的に全国各地でイベントを開催したいと考えています。
ーーなるほど、新たな施策というと何かありますか?
けいじぇい:まだ『逆転オセロニア』を知らない方のために、今年は『逆転オセロニア』を知ってもらえるタッチポイントを増やす活動を考えています。
ーーそうなると漫画化などのメディア展開もありますかね。
けいじぇい:もしかすると、そういうこともあるかもしれないですね(笑)。あくまで可能性の話になってしまいますが、色んな方向性を模索していますので、楽しみに待っていてください。
オセロニアWiki編集部が今聞きたいこと
現在使っているデッキのスパイスは“進化ミアクレル”
ーー今メインで使っているデッキを教えてください。
けいじぇい:ここ最近ですと、このデッキがメインです。
けいじぇい:
エンデガや
ヨシノ(進化)、を中心とした特殊ダメージデッキです。とにかく高HPを目指し、HPでの並び替えを活用して、HPが高く汎用性が高い駒を重視して編成しました。
このデッキで唯一スパイスとして入れているのは、ズバリ“
ミアクレル(進化)”ですね。
1ターン後の防御というのがポイントで、相手が残り13,000ぐらいのHPのときに設置すると、いい感じに機能することが多いです。エンデガなど、終盤で強力なアタッカーの攻撃がカットできるので。
ーーなるほど、あまり見ないデッキタイプで新鮮ですね。そういう意味では、『逆転オセロニア』には多種多様なデッキタイプがあると思います。その中でもとくに気に入っているデッキタイプや、好きな戦術はありますか?けいじぇい:このパターンで勝ちたいなというのはあります。最近はとにかく
ラァナ(進化)の毒バフで勝つのが楽しいです。
▲左:ラァナ(進化)、右:ブランジェッタ(闘化)ーーブランジェッタ(闘化)からラァナ(進化)の流れは強力ですよね。けいじぇい:
ブランジェッタ(闘化)との組み合わせは、上手くハマればものすごい毒ダメージを与えられます。そのタイミングで、
孫尚香などアンデッドを置かれたら発狂しそうですけど(笑)。
もちろん決めるのは難しいのですが、勝った時の爽快感という意味ではアツいと思います。
昔のキャラクターでも活躍できる環境を目指している
ーーゲームバランスについて心掛けていることはありますか?
けいじぇい:昔のキャラクター(駒)でも活躍できるということでしょうか。環境は変化していくべきだと思うのですが、リリース初期のキャラクター(駒)でも使えるゲームバランスは常に心掛けています。仮に今の環境に合っていなくても、今後出てくる新キャラクター次第で再び活躍できるようなものを目指しています。
▲左:ランドタイラント(進化)、右:メーティス(進化)。この他にもチュートリアルのキャラ診断で入手できる初期駒は今でも最前線で活躍中。初期キャラ性能評価はこちら
対戦以外の楽しみ方を提示した「白の塔」
▲2018年2月9日(金)に実装された、1階層~35階層で構成されるチャレンジイベント。階層が高くなるほどクリア難易度が上昇し、上級者でも苦戦するほど。白の塔 全ステージの詳細・適正デッキまとめーー2月から開催された高難易度イベント「白の塔」に関してなのですが、今後ステージ内容の更新はされていくのでしょうか?けいじぇい:少しずつ変化していく予定です。
「白の塔」は対戦以外の、デッキ構築自体を楽しんでいただくために作ったイベントなのですが、プレイヤーのクリア状況を見ながら、今後階層の追加も検討しています。
バトルコインは春の新対戦モード実装で入手しやすくなる
ーー「白の塔」キャラクターや超駒の闘化素材として、最近はとくにバトルコインの需要が高まってきました。入手しやすくなるとお聞きしていますが、今後どのような方法で広まっていくのでしょうか?
けいじぇい:先程も申し上げた春に向けた新しい対戦モードが実装されれば、今よりもバトルコインは入手しやすくなると思います。
過去キャラクターの闘化は今後も継続的に実施
▲左:オーディン(闘化)、右:レガリアヴェヒター(闘化)
ーーオーディン、レガリアヴェヒターの闘化が発表されました。その他の駒の闘化予定はありますか?
けいじぇい:徐々にですが、過去の駒の闘化は予定しています。ただ今後も新機軸のスキルが登場していくので、タイミングを見計らっている状態です。
ーー闘化する可能性がありそうなキャラクターは、なるべく取っておいたほうが良さそうですね。
けいじぇい:そうですね。駒箱を圧迫してしまうのが心苦しいのですが、期待していただければと思います。
家族でも楽しめる「安心して楽しめる対戦ゲーム」
ーーゲームを運営していく中で、大切にしているルールがあれば教えてください。
けいじぇい:『逆転オセロニア』は“安心して楽しめる対戦ゲーム”というキーワードを大事にしています。『逆転オセロニア』は「対戦ゲーム」なので、人と人との戦いが面白さの一つではあります。シビアになりがちな「対戦」というものを、安心して楽しんでいただけるかというのは、とくにリアルイベントでは徹底して取り組んでいます。
「家族でも安心して遊べる」という信頼感を得られるよう、今後も努力していきます。
進化を続ける『逆転オセロニア』の3年目にも期待大!
ーー最後に全国のオセロニアンにメッセージを。
けいじぇい:繰り返しになりますが、これまで2年間続けられたというのは、本当にプレイヤーの皆様のおかげです。2,000万ダウンロードの大台に向けて、今年は恩返しの年にしたいと思っています。
たくさんいただくご要望に、スピーディーにお応えできないのがいつも歯がゆいですが、この2年間の思い出とともに、3年目はより進化した『逆転オセロニア』を見せていくつもりですので、是非とも引き続きゲームを楽しんでください!
ーーありがとうございました。
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