当日は160人超えるオセロニアンが集結!
『逆転オセロニア』の公式リアルイベント「オセロニアンの戦 2018 関東予選」が、9月15日(土)に品川フロントビル会議室で開催されました。
激戦が予想される関東予選ということで当日は160名を超えるオセロニアンが集結。その中には過去の宴や戦にも名を残した猛者たちの名前も見受けられ、筆者も実際に予選に参加しました。
全国決勝進出を狙ってきているオセロニアンたちのレベルの高さに驚くとともに、いちプレイヤーとしても感心してしまうプレイの数々に舌を巻きました。
この記事では、そんな「オセロニアンの戦 2018 関東予選」の模様をレポートしていきます。
予選は「スイスドロー」方式での対戦
予選ルール
デッキルール
▼デッキ編成の制限についてデッキコスト180以下のデッキのみ使用可能。
▼以下の4種類のいずれかを満たすデッキのみ使用できます。[神デッキ] … 神属性の駒が10枚以上編成されたデッキ。
[魔デッキ] … 魔属性の駒が10枚以上編成されたデッキ。
[竜デッキ] … 竜属性の駒が10枚以上編成されたデッキ。
[混合デッキ] … 神、魔、竜属性の駒がそれぞれ4枚以上編成されたデッキ。
▼使用禁止・
フェリヤ(闘化後含む)・
心核の守護者(闘化後含む)
マッチングについて
予選では、参加者全員によるスイスドローが実施されました。
スイスドローとは、対戦が終わるごとに各選手の試合結果を集計、対戦成績が近い選手同士がマッチングし、同じ相手とは二度以上対戦することがないバーチャルトーナメントで、勝利数とレートポイントが高い順に、ランキング形式で集計される方式です。
初戦のみランダムでマッチングを行い、2戦目以降は集計した対戦成績に基づき、マッチングシステムで対戦相手が選出されます。
筆者が使用したデッキはこちら
筆者が実際にメインで使用したデッキは上記の通り。攻守のバランスを意識しつつも、回復耐久デッキにも勝ちきれるであろう攻撃力のある混同デッキをチョイスしました。
初戦は勝利!
初戦は上記のデッキで勝利!
このままスイスドロー形式で計8戦を行い、決勝トーナメント進出者が決められます。2敗してしまった時点で進出は厳しくなってしまう仕組みだったため、このままの流れで行きたいところです。
最終結果は…
最終的な結果は3勝5敗と負け越してしまいました。やはり、ここにいる誰もが全国決勝を狙いに来ているオセロニアンということもあり、予選とはいえそのレベルは驚くほどに高かったです。
流行っているデッキの系統としては、攻撃的な神染めデッキと魔を軸にしたベルゼブブデッキを良く見た印象。現環境を熟知したうえでのデッキ編成が上位に食い込むための要因だったように思います。
決勝トーナメント進出者はこちら
並み居るオセロニアンを下して、決勝トーナメントに進出した方々はこちら!
唯一、予選を全勝して決勝トーナメントに進出したのは@贅肉は飾りさん。そして、8位までの中には前大会のオセロニアンの戦の全国決勝メンバーであるスコフィールドさん。学生大会の覇者であるだみさんなど、各大会を賑わせたメンバーも見受けられます。
決勝トーナメントはこちら
トーナメントは予選の順位に応じて決定されました。とはいえ誰が勝ってもおかしくない拮抗した実力を持つメンバーだけに、どのバトルも非常に見応えがありそうです。
決勝トーナメントルール
▼決勝トーナメントの勝敗条件について
最大3戦で2勝を先取した選手の勝利。
▼対戦中のデッキ使用について
選手はお互いにデッキを3つ用意して対戦を行います。1戦ごとに用意した3つのデッキから使用するデッキを1つ選択して対戦を行います。勝敗に関わらず、1度使用したデッキはその対戦中に再度使用することはできません。最大3戦それぞれで違うデッキを使用します。
▼デッキ編成の制限について
予選と同じ、フェリヤ、心核の守護者抜きのデッキコスト180以下のデッキのが使用可能で、以下の4種類のいずれかを満たすデッキを3つ準備して対戦を行います。
[神デッキ] … 神属性の駒が10枚以上編成されたデッキ。
[魔デッキ] … 魔属性の駒が10枚以上編成されたデッキ。
[竜デッキ] … 竜属性の駒が10枚以上編成されたデッキ。
[混合デッキ] … 神、魔、竜属性の駒がそれぞれ4枚以上編成されたデッキ。
また、同じ属性のデッキを3つ使用して対戦することも可能ですが、対戦に使用する3つのデッキの中で、同キャラ使用制限の対象となる駒は1つのデッキにしか編成することができないルールになっており、多彩な戦術力が求められます。
戦2018特別ルール[駒封印]について
「オセロニアンの戦 2018」から適用された新ルール[駒封印]により、対戦前に、選手はそれぞれ[駒封印]する駒を1つ指定し、審判に申告。両選手が[駒封印]で指定した駒は、お互い同時に開示され、開示された最大2種類の[駒封印]された駒は、その対戦中、“お互いに”デッキ編成できなくなります。
この[駒封印]のルールがさらにプレイヤーの腕を左右する要素になっており、その対応力も腕の見せどころになっていたように思います。
解説はけいじぇいP、高梨悠介さん、ごはんさん
▲左からプロデューサーのけいじぇいさん、「ごはんちゃんねる」のごはんさん、オセロ世界チャンピオンの高梨悠介さん。
準々決勝からは上記のメンバーが解説を行い、バトルをさらに盛り上げました。特に高梨さんのプロ目線からの解説は非常に分かりやすく、盤面的にどこに打つのが良いのかなどは、いちプレイヤーとして勉強になるものばかりでした。
当日のバトルの模様は後日に「逆転オセロニア公式ちゃんねる」でも配信されるので、公開後はぜひチェックしておきましょう!
準々決勝「@贅肉は飾り」VS「ミミック」
準々決勝までのバトルは同時進行のため、代表して予選1位の@贅肉は飾りさんと、予選8位のミミックさんのバトルがモニターに映し出されました。
1回戦目
お互いに封印駒にひな祭り・ムスタバとフルフルを選択し、実質ノー縛り対決となりました。
そういうこともあり、注目の1回戦目はどちらもベルゼブブデッキのミラー戦に。そして展開は予想通り、ベルゼブブの応酬となり、お互いに呪いダメージが蓄積されていきます。
終盤になるとお互いに罠駒を出して牽制しあいながら進んででいくものの、最終的には@贅肉は飾りさんが読み合いを制し、拮抗した試合を勝ちきりました。
2回戦目
2回戦目は、@贅肉は飾りさんが回復耐久デッキ、ミミックさんが毒リーダーの神デッキ。相手が回復耐久ということで、ライフバースト系の駒を序盤で出していくミミックさん。その後は、デッキ相性的にミミックさんが苦しむ展開に。
盤面は埋まっていきお互いにHPのなかなか減らないものの、その間も贅肉さんは
オーバーロードを駆使し最大HPを4万近くまで上昇させます。そして手駒を見れば、4枚返しで自身のHPの55%の特殊ダメージを与えられる
ニューイヤー・レムカ(進化)が控えており、計算されたデッキ構成には目を見張るものがありました。
▲[大吉ゲット]レムカ
最後は、@贅肉は飾りさんが残ったレムカを打ち、2万以上あったミミックさんのHPを見事に削り切って勝利!
こうして今大会唯一の負けなしで@贅肉は飾りさんが準決勝まで足を進めました。
準決勝1戦目「@贅肉は飾り」VS「みはる@B車掌軍」
この対決では、ポイズンドードーとベルゼブブが封印。みはる@B車掌軍さんは先程のバトルを鑑みてか、「ベルゼブブ」をしっかりと封印し、これがバトルにどのように影響を及ぼすのか注目です。
1回戦目
1回戦目は、みはる@B車掌軍さんが魔デッキ、@贅肉は飾りさんは竜デッキでのバトルとなりました。
@贅肉は飾りさんは1手目にサマー・アルンを打ち、いきなり相手の魔デッキに刺さる駒を打つことに成功。
そして、次のターンにジェンイーと早くもコンボをして、みはる@B車掌軍さんのHPを大きく削ります。みはる@B車掌軍さんもテラーナイトでデバフをかけるも時すでに遅し。短いターンで決めきった@贅肉は飾りさんが1回戦目は勝利しました。
2回戦目
2回戦目は、みはる@B車掌軍さんが回復耐久デッキ、@贅肉は飾りさんがヨシノリーダーの魔デッキのバトルとなりました。
デッキ相性的には、ライフバースト系の駒が多く編成されている@贅肉は飾りさんが不利で、やはり強力な回復力の牙城を崩すことができず、みはる@B車掌軍さんが圧倒的な回復力を見せつけて勝利しました。
2回戦目が終わりお互いに1勝1敗となり、次のバトルで決勝進出者が決まることになります。
3回戦目
3回戦目は、みはる@B車掌軍さんが神染めデッキ。そして@贅肉は飾りさんが準々決勝で華麗なレムカの一撃を見せた回復耐久デッキを使用してのバトルとなりました。
展開は終始、盤面の取り合いとなり、お互いに一進一退の攻防を繰り広げます。しかしながら次第に盤面はみはる@B車掌軍さんのほうに傾き、@贅肉は飾りさんはパスを連発する展開に。
みはる@B車掌軍さんはS駒であるジゼルとファヌエルをなかなか引けず、なかなか相手のHPを削れませんでしたが、最終的にはこれが功を奏し、最後の1手で強力な4つのコンボ動線を作り、6万以上のダメージを叩き出し見事に勝利を収めました。
準決勝2戦目「スコフィールド」VS「だみ」
封印駒にはファヌエルとベルゼブブが選択され、ファヌブブ抜きでの対決になりました。
また、前回の戦のファイナリストのスコフィールドさんと学生大会の覇者であるだみさんのタイトルホルダー同士のバトルということで、俄然注目が集まります。
1回戦目
1回戦目は、スコフィールドさんが魔デッキ、だみさんが神染めデッキでの対戦となりました。
中盤から終盤にかけてお互いにダメージカットとデバフがかかり拮抗した展開に。スコフィールドさんはなかなか決定機を作れずに、最終的にはリンガットとエンデガのコンボ動線を作ることに成功しただみさんが、スコフィールドさんのHPを見事に削りきりました。
2回戦目
2回戦目は、だみさんがヘイランリーダーの耐久神デッキ、スコフィールドさんが神染めデッキでの対戦になりました。
だみさんはヘイランの毒ダメージも大きくなっていくものの、コンボ動線がなかなか繋げずに相手のHPを削りきれない場面が続きます。最終的にはスコフィールドさんがエンデガのコンボ動線を確実に繋げて勝利を収めました。
3回戦目
3回戦目は、だみさんが竜デッキ、スコフィールドさんがヘイランリーダーの回復耐久デッキでの対決となりました。
だみさんは序盤からX打ちなどを駆使して、巧みに竜のコンボ動線を確保していきます。中盤にジェンイーとアラジンのコンボ動線をつなぎ1万オーバーのダメージを相手に与えてて、そのまま攻撃の手を緩めずにスコフィールドさんのHPを削りきりました。
試合後、スコフィールドさんは「竜は一番予想してなかった…」と語り、だみさんは「朝から一緒にいて、今思えばそこから情報戦は始まっていたのかな」と答え、会場を盛り上げました
決勝戦「だみ」VS「みはる@B車掌軍」
決勝戦では、お互いに封印駒にベルゼブブを選択し、ベルゼ抜きでの対決となりました。
1回戦目
1回戦目は、両者が神染めデッキのミラー戦となり、序盤から積極的にお互いのHPを削り合っていきます。
みはる@B車掌軍さんはあまり見ないタイミングでB2にX打ちを仕掛けてます。対するだみさんは角バフを持つ織姫を打ち、全体のATKを上げることに成功。しかしながら、相手のファヌエルの召喚駒の影響で、なかなか決め手となるアタッカーを打つことができません。
最終的には、みはる@B車掌軍さんがファヌエルのコンボ動線を繋げて、拮抗したバトルを制しました。
2回戦目
2回戦目は、だみさんがヘイランリーダーの回復耐久デッキ、みはるさんが魔デッキでの対決となります。
バトル開始からしばらくはお互いに拮抗した展開となりますが、だみさんが相手の強力なコンボルートが繋がるタイミングでヒアソフィアなどのデバフを打つなどの最適な駒の使い方が目立ち、最後は進化アンドロメダの特殊ダメージが手堅く相手のHPを削りきりました。
先程のバトルと同様に2回戦目が終わった時点で、お互いに1勝1敗となり、最終結果は3回戦目ともつれ込みました。
3回戦目
3回戦目は、だみさんが竜デッキ、みはる@B車掌軍さんは回復耐久デッキでの対戦となりました。
デッキ相性的に長期戦になると踏んだだみさんは竜デッキで良くある序盤のX打ちをせずに、なるべく盤面を取られないように立ち回ります。対するみはる@B車掌軍さんも盤面重視の立ち回りを見せていきます。
最終的には継続的な高ダメージがみはる@B車掌軍さんの回復力を上回り、だみさんが見事勝利。1回戦目で1敗を喫してからの2連勝という流石の勝負強さで「オセロニアンの戦 2018 関東予選」の覇者となりました。
全国決勝は10月6日(土)!
実際に参加してみた印象としては、
ファヌエル、
ベルゼブブのファヌブブの2体は相変わらず猛威を奮ったものの、決勝トーナメントでは[封印駒]ルールがあるため、
単純な駒の強さだけでは勝てないというのも「オセロニアンの戦 2018」の難しさだと感じました。
ちなみに、今回の関東予選で決勝まで残った
だみさんとみはる@B車掌軍さんは、10月6日(土)に開催される「オセロニアンの戦 2018 全国決勝」への出場が決定。当日はより熱い試合が繰り広げることになることが予想され、今から個人的にも非常に楽しみです。
「オセロニアンの戦 2018」の公式サイトでは、9月20日(木)まで全国決勝のエントリー(当日予選)と観覧応募が行われています。猛者たちのバトルを間近で目撃したい方はぜひ応募してみてください。
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